と き:本日午前10時
ところ:日本共産党豊中地区委員会
主 催:日本共産党豊中地区委員会学習教育部
講 師:堀田文一・元府議
〇内容(堀田さんのレジュメから)
1.今年7月にカジノ実施法が成立。特定観光複合施設区域整備法
2.カジノは賭博。賭博はやくざ映画に登場する博打。博打は犯罪。何故、犯罪か
①人から財産を奪う
②人を病気(ギャンブル依存症)にする
③道徳を荒廃させる。勤労精神がマヒ。人から平気で金をとる。家庭崩壊・自殺
3.犯罪である賭博が、IRでのカジノなら免罪にするカジノ実施法が成立(違法性阻却)
4.なぜカジノが免罪されるのか
①特定地観光複合施設区域整備法第一条「……もって観光及び地域経済の振興に寄与するとともに、財政の改善に資することを目的」
②アメリカのカジノ資本やトランプの圧力。甘い蜜にすり寄る政治家たち
③賭博という犯罪に平気な自民、公明、維新政治
5.大阪の夢洲にやってくる現実のカジノは
6.大阪にカジノが出来ると
その前に、行政(府政)がアクセス整備、インフラ整備でばく大な党史
カジノは電車で関西一円から客を夢洲に呼び込み、府民からお金を吸い上げ
7.万博とカジノ
①行政はカジノだけのためにアクセスとインフラ整備にばく大な投資はできない。カジノのために万博の誘致を計画した。
②万博とIRカジノを同時開催すれば相乗効果で成功確実という皮算用。大阪は政府の基本方針やカジノ管理委員会の発足を待たずに、来年業者選定
③万博は、オリンピックと同じように、経費が増えるという悪弊がある。
④万博がこけるとカジノもこけるはず。万博反対運動をという運動論。
8.夢洲にカジノと万博という問題点
④夢洲立地の5つの問題点
イ.造成の「突貫工事」問題
ロ.地盤沈下問題。地震と津波、台風に弱い。関空の二の舞
ハ.土壌汚染問題
二.工事がはじまると夢洲にある国際コンテナターミナルが機能マヒになる危険性
ホ.新たなゴミの埋め立て地が必要になる
ヘ.結局高くつく
9.大阪カジノを阻止するために
①世論と議会のねじれをなくす大運動を。世論を育てる市民運動が必要。
②万博に賛成の人も反対の人も、党派を超えてカジノに反対しよう
③大阪カジノに反対する市民が加入できる会は「市民の会」だけ。入会金1000円
(http://nocasino.net/)
④「市民の会」は府の暴挙に果敢にたたかう(突っ込み)会
12/4 府市IR推進局に、カジノを含むIRについて問いただしに行く
近日、府教育委員会作成の「将来、ギャンブルにのめり込まないために」に質問状
⑤3/23(土)午後に「カジノあかん!大阪の経済・くらし、文化を守る市民大集合」
⑥500人のアクアを満員にして、カジノ推進議員を減らし、反対議員を増やそう