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やまはた光子のブログ―みなさんに寄り添ってがんばります。―

豊中を安心して暮らせる町に

改善は急務 介護保険制度 日本共産党豊中くらし・子育て相談室長 やまはた光子

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改善は急務 介護保険制度 日本共産党豊中くらし・子育て相談室長 やまはた光子

介護保険制度が始まるとき、国は「介護を要する人に、より良い介護サービスを提供し、介護をする人の負担を少なくするため、介護を社会全体で支える仕組みが介護制度です」と説明しました。
 介護保険は2000年にスタートして18年目にはいりましたが、安心の介護は実現したでしょうか。
 「介護心中」「介護殺人」、家族が要介護状態になったために仕事をやめる「介護離職」、特別養護老人ホームの入所待ちの人は入所者数より多いと言われる「介護難民」、介護事業所・介護施設は介護労働者が集まらず人手不足で「介護崩壊」の危機が迫っています。保険料も表のとおり3年に一度引き上げ掘られています。
期間 段階 最高額 基準額 最低額
2000~2002 5 4,326 2,884 1,442
2003~2005 5 4,808 3,205 1,603
2006~2008 7 7,469 4,268 2,134
2009~2011 9 7,455 4,260 2,130
2012~2014 11 9,480 5,056 2,528
2015~2017 16 13,586 5,661 2,831
2018~2020 16 14,899 6,208 3,104
 市役所から保険料の通知があって2度市役所に足を運び「払えない」事情を説明しにいったが、「決まったことだから、協力してください」というばかり。
市役所の応答マニュアルには「生活している以上は、何らかの負担能力はあるはず」と載せられています。これが「社会保険」と言えるでしょうか。
 複雑な手続きを経て、要介護を認定されたとしても、ケア・プランの段階で考えてしまいます。サービスの質、衰えてきた身体機能、利用料の自己負担。すでに利用している人も内心不安を抱えています。ケアを途中で打ち切ってしまう人もでてきます。ケア・マネージャーは、先ずいくら払えるかを尋ねます。どんな介護を望むのかは二の次。介護がいちばん必要な人が介護を受けられないこと、この制度の最大の矛盾です。
 「全国一律の介護保険給付から市町村の事業へ」と国が言うとおり、これまで、国の法令によって基準とサービス内容、報酬単価・利用料が決められていた要支援者のホームヘルプサービスとデイサービスが、市町村の総合事業へ移ります。そして、その内容は各市町村でバラバラになります。要支援のホームヘルプ、デイサービスが市町村の総合事業に移行されるということは、住民や介護関係者の「手の届く」ところで事業内容やサービス内容、単価など決められるということを意味します。
 先月、私は党市議団やいっとく府政対策委員長とともに、市民団体と懇談しました。福祉・医療の充実のために「介護保険」についても13項目あげています。
 私は、地域の人の声をお聞きし、地域で学び、実態を調べ、そしてサービスを守るために豊中市に要望・要求していきたいと思います。

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プロフィール

HN:
やまはた光子
年齢:
66
性別:
女性
誕生日:
1958/05/04
職業:
日本共産党くらし子育て相談室長
自己紹介:
略歴 1958年、大阪市生まれ。
城南高等学校、大阪成蹊女子短期大学卒業。
アパレル関係の職場などで勤務した後、日本共産党勤務員。
箕面市保育所・学童保育父母の会会長。
現在、日本共産党豊中地区委員会にて、くらし・子育て相談室長。

ブログ管理者への連絡:mithuko1922@gmail.com

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