秋も深まってきました。お元気でおすごしですか。
先月、安倍首相が来年10月に消費税を10%に引き上げることを表明しました。「なんで?今でも大変なのに!」厳しい生活をしている人のことを思い浮かべると、胸が痛みます。
消費税率が3%で始まったのは1989年のことでした。94年に5%、2014年に8%と、消費税は上がり続けてきました。これからさらに上がります。それが消費税です。
この間、賃金と年金は減り続け、国民保険料や介護保険料は上がる一方です。それなのに消費税引き上げとは、あまりにもひど過ぎます。
消費税は社会保障拡充のためではありません。儲かっている大企業や富裕層の税金軽減のために使われています。この層が応分の税金を払えば消費税は、上げなくて済みます。
南北対話や米朝会談により緊張緩和が進んでいます。それでも辺野古基地建設は強行され、軍事費は過去最高になりました。森・加計問題など安倍首相のお友達への配慮も目に余ります。
これらにメスを入れ、税金のムダ使いをなくせば福祉・介護・子育て支援は充実できます。
今度の消費税引き上げで許せないのは、ごまかしが多いことです。食料品の税率を8%に据え置くことが「軽減?税率」、まだ決まっていませんが、消費税引き上げの際は、申し訳程度の商品券を配る、中小企業の負担を増やすインボイス制度。ひどすぎます。
だから私は、消費税10%にきっぱり反対します。
来年のいっせい地方選挙と参議院選挙がチャンスです。消費税引き上げに反対する国民の声を、安倍自公政権に突きつけましょう。
2018年11月11日 №517
発行 日本共産党豊中地区委員会
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TEL 6842-2060 Fax06-6849-5933 日本共産党豊中地区委員会は次の見解を発表しました。