国保料が高くて払えない世帯が全国で289万世帯(全体の15%)に増えています。豊中市でも、国保料は4人家族で年間所得200万円の場合は1年で36万円となり、払いたくても払えない方が増え、滞納世帯は2割に達しています。働く人々の年収が下がり続けていることも大きな理由です。
世界に誇る国民皆保険制度の根幹が揺らぎ始めたため、全国知事会、全国市長会、全国町村会は、国保会計への1兆円の財政投入を政府に要望しています。
1兆円の財政投入が実施されれば、国保料の「均等割」、「世帯割」は全廃することができ、国保料は大きく下げられます。